研究ユニット
山梨大学工学領域では7学科および3研究センターにおいてさまざまな分野で先端研究を展開しています。2017年度より新たな研究展開を目指して、教員の所属に関係ない研究ユニット制を開始しました。本学教員をリーダーとした10研究ユニットが特色ある研究を展開しています。
研究ユニットINDEX
光化学機能材料研究ユニット
ユニット長:クリスタル科学研究センター 教授 武井貴弘
光を有効に利用できる光応答性の機能性材料を研究している教員を結集させることで、協調効果によってさらなる研究業績を積み上げること、および新しい研究シーズを創出することを目的としている。5名の教員の英知を結集し、光材料科学の新領域を切り拓く拠点形成を目指す。
地中熱利用研究ユニット
ユニット長:工学部機械工学科 教授 武田哲明
ボアホール方式と住宅用鋼管杭方式の両方について、住宅用と産業用の直接膨張式地中熱ヒートポンプによる冷暖房空調・給湯システムの研究開発とその普及を目的に活動する。
圧電フロンティア研究ユニット
ユニット長:クリスタル科学研究センター 教授 熊田伸弘
元素戦略プロジェクトを発展させると共に、圧電材料の研究を行っている教員と研究ユニットを形成して、圧電体の材料開発から機械および電子デバイス等への応用までの研究拠点を構築することを目的としている。
Off-Gridマテリアルケミストリー研究ユニット
ユニット長:工学部応用化学科 教授 和田智志
日本の孤立集落も含む世界的視野での孤立集落において、夜間の電力供給による学習時間の確保やインターネットを介した情報・教育機会の提供をめざし、安価で簡便な発電-蓄電-発光や情報端末駆動に至るエネルギー循環システム実現のために必要な材料探索・開発とその実証研究を目的とする。
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自動車科学国際研究ユニット
ユニット長:工学部機械工学科 教授 岡澤重信
自動車を設計・開発する際の力学性能に着目し、主に計算科学的な手法による次世代に向けた自動車の新たな創り方を提案する。
スマート社会基盤創造研究ユニット
ユニット長:工学部土木環境工学科 准教授 宮本崇
近年発達の著しいAI技術の一種である深層学習手法などのデータ処理手法を用いて、センシング技術から得られるビッグデータの処理を自動化し、人間を超える情報処理能力の下で構造物の維持管理や災害時の非常対応を大きく効率化・高度化させるための技術の研究・開発を行うことを目的とした研究を行う。
知的データサイエンス研究ユニット
ユニット長:工学部コンピュータ理工学科 教授 大渕竜太郎
帰納的なアプローチを中心に据えて問題解決を行う情報処理手法を研究し、これを実際の問題に適用し、またその成果を教育に繋げることを目指す。
ロボティクス研究ユニット
ユニット長:工学部メカトロニクス工学科 准教授 石田和義
ロボットおよびロボット要素技術を研究しているメカトロニクス関連教員を集結することで、従来の着想にとらわれない新たなシステムの創出が可能なロボティクス研究を目指す。
超スマート社会国際研究ユニット
ユニット長:工学部メカトロニクス工学科 教授 西﨑博光
各種センサー(信号・音・映像(画像))から取得した情報に対する情報処理技術、深層学習などの知能情報処理技術、センサーデバイス活用技術を融合的に研究していくことで、超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けた新しい技術の研究推進を目的とする。
能力拡張システム研究ユニット
ユニット長:工学部機械工学科 教授 野田善之
人の作業や動作において、必要となる技能や知識を安全かつ効率的に習得できるトレーニングシステムや支援するアシストシステムを能力拡張システムと呼び、研究活動を行う。