令和5年度 山梨工業会奨学基金奨学金・黒沢亮平奨学基金奨学金・山梨大学工学域 剣持甲斐太郎教育研究支援金奨学金の申請について
〇『山梨工業会奨学基金奨学金』は、工学部および生命環境学部の同窓会である「一般社団法人山梨工業会」の会員の寄附により、設立された基金で、奨学金の申請に基づき山梨工業会奨学基金管理運営委員会(以下、「委員会」という。)で選考を行い、山梨工業会学生会員(工学部、生命環境学部、大学院医工農学総合教育部修士課程の工学専攻及び生命環境学専攻在籍の学生で山梨工業会に入会済みの学生(留学生を含む。)但し、支援決定後の加入も可です。)に支援を行う制度です。
〇『黒沢亮平奨学基金奨学金』は、昭和33年3月に工学部土木工学科を卒業された黒沢亮平氏が82歳の時に博士(工学)の学位を取得したことを記念して、黒沢亮平氏から本学在学中に各種奨学金のお世話になった恩に報いるため、山梨大学の後輩である工学部土木環境工学科の学部生と大学院生の経済的支援をしたい旨、国立大学法人山梨大学山梨工業会奨学基金へ寄附の申し出があり、山梨工業会が黒沢亮平博士号取得記念奨学基金を立ち上げ、これに賛同する方々の寄附と合わせて設立された基金です。奨学金の申請に基づき黒沢亮平奨学基金実施運営委員会(以下、「委員会」という。)で選考を行い、山梨工業会学生会員(山梨工業会に入会済みの学生。)であり、工学部土木環境工学科の4年生、大学院医工農学総合教育部修士課程の工学専攻土木環境工学コース及び流域環境科学特別教育プログラム(いずれも本学部土木環境工学科を卒業した者)在籍の学生に支援を行う制度です。
但し、留学生は除きます。また、支援決定後に山梨工業会に加入することも可能です。
〇『山梨大学工学域剣持甲斐太郎教育研究支援金奨学金』は、剣持甲斐太郎氏並びに甲栄建設株式会社代表取締役剣持花子氏の寄附により、設立された基金で、奨学金の申請に基づき選考委員会で選考を行い、山梨工業会学生会員(大学院医工農学総合教育部修士課程の工学専攻在籍の 1年生学生で山梨工業会に入会済みの学生(留学生を含む。)但し、支援決定後の加入も可です。)に支援を行う制度です。
これらの支援を希望する方(以下、「支援希望者」という。)は、以下の申請に係る手続き等を確認の上、申請してください。
なお、申請年度内に山梨工業会奨学金又は黒澤奨学金の受給対象者となった者は山梨大学工学域剣持甲斐太郎教育研究支援基金の対象とはなりませんので、ご注意願います。
Ⅰ.申請の条件
〇山梨工業会奨学基金奨学金
次の①,②のいずれかに該当する山梨工業会学生会員であること。なお、現在、山梨工業会に未加入であっても申請可能であるが、支援決定時には加入すること。
①成績優秀でかつ経済的に困窮している学生への支援
経済的理由によって、学業の継続が困難と見込まれ、かつ、学業優秀と認められる者
学業優秀とは、下記の学力基準を満たしていることが条件となります。
○学部1~4年次生(最短修業年限を超えた者を除く)にあっては、前期までの通算GPAが2.3以上で、学部2年~4年次生は年平均35単位以上を取得し、進級していること。
○大学院生にあっては、前期までの通算GPAが2.7以上であること。
②在学中に大災害等特別な理由で学業の継続が困難になった学生への支援
学資を主として負担している者(以下、「学資負担者」という。)が死亡し、又は本人若しくは学資負担者が風水害等の災害(台風、地震など)を受け、授業料の納入が著しく困難であると認められる者。
※支援人数は、申請条件①の成績優秀でかつ経済的に困窮している学生については、6~7人
程度の方を支援します。なお,申請条件②は、①とは別枠で支援します。支援金額は、一人30 万円(返済義務はありません。)です。
〇黒沢亮平奨学基金奨学金
・工学部土木環境工学科の4年生(留学生を除く。)
・大学院医工農学総合教育部修士課程の工学専攻土木環境工学コース及び流域環境科学特別教育プログラム(いずれも本学部土木環境工学科を卒業した者)(留学生を除く。)
上記の対象学生であり①,②のいずれかに該当する山梨工業会学生会員であること。なお、現在、山梨工業会に未加入であっても申請可能であるが、支援決定時には加入すること。
①成績優秀でかつ経済的に困窮している学生への支援
経済的理由によって、学業の継続が困難と見込まれ、かつ、学業優秀と認められる者
学業優秀とは、下記の学力基準を目安とします。
○ 学部4年次生(最短修業年限を超えた者を除く)にあっては、前期までの通算GPAが2.3以上で、学部1年~3年生の3年間において年平均35単位以上を取得し、留年をしていないこと。
○ 大学院生にあっては、前期までの通算GPAが2.7以上であること。
②在学中に大災害等特別な理由で学業の継続が困難になった学生への支援
学資を主として負担している者(以下、「学資負担者」という。)が死亡し、又は
本人若しくは学資負担者が風水害等の災害(台風、地震など)を受け、授業料の納入が著しく困難であると認められる者。
※支援人数は、成績優秀でかつ経済的に困窮している学部4年生については2人まで、修士学生は各学年3人までの方を支援します。なお,申請条件②は、①とは別枠で支援します。支援金額は、一人 30 万円(返済義務はありません。)です。
〇山梨大学工学域剣持甲斐太郎教育研究支援金奨学金
令和5年度に新たに大学院(修士課程工学専攻)へ進学した者で、次の①,②のいずれかに該当する山梨工業会学生会員であること。なお、現在、山梨工業会に未加入であっても申請可能であるが、支援決定時には加入すること。
①経済的に困窮している学生への支援
経済的理由によって、学業の継続が困難と見込まれ、かつ、学業優秀と認められる者
学業優秀とは、下記の学力基準を満たしていることが条件となります。
○大学院生にあっては、前期までの通算GPAが2.3以上であること。
②在学中に大災害等特別な理由で学業の継続が困難になった学生への支援
学資を主として負担している者(以下、「学資負担者」という。)が死亡し、又は本人若しくは学資負担者が風水害等の災害(台風、地震など)を受け、授業料の納入が著しく困難であると認められる者。
*支援金額は、1 人30万円を予定しています。(2名程度を予定)
なお、申請年度内に山梨工業会奨学金又は黒澤奨学金の受給対象者となった者は本支援の対象とはなりませんので、ご注意願います。
Ⅱ.申請書類
1)令和5年度 奨学金提出書類確認表 提出書類確認表
(提出書類及び留意点等を確認し、書類が用意できたら「本人チェック欄」の該当箇所に必ずチェックを入れて、他の書類とともに提出してください。)
2)記入要領及び記入例 奨学基金申請書 表(記入例)
3)令和5年度山梨大学奨学金申請書(令和5年10月1日現在の状況を記入)奨学基金申請書 表 奨学基金申請書 裏
4)成績証明書
5)収入・支出状況申立書(様式1) 様式1 収入・支出状況申立書
6)他の奨学金(貸与・給付)状況申告書(様式2) 様式2 他の奨学金受給状況申告書
7)被害状況届(様式3)(該当者のみ) 様式3 被害状況届
8)特別な事情に関する申出書(様式4)(該当者のみ) 様式4 特別な事情書
※所定様式(①~③及び⑤~⑧)については、工学部及び生命環境学部のホームページにありますので、各自ダウンロードしてご使用ください。
工 学 部(URL) https://www.eng.yamanashi.ac.jp/univ/shougakukin2023/
生命環境学部(URL)https://www.les.yamanashi.ac.jp/nyushi/146/
Ⅲ.申請方法
奨学金希望者は、別紙「令和5年度 奨学金提出書類確認表」等を熟読の上、必要書類を取り揃えて申請してください。(※ 要注意:提出書類が不足の場合は、原則、受け付けません。)
Ⅳ.申請書類の提出日等
提出日:令和5年12月1日(金)~12月8日(金)
9:00~17:00 (ただし、12:00~13:00 を除く)
提出先:A2号館2階事務室(甲府東キャンパス)工学域支援課
山梨工業会奨学基金奨学金に申請する生命環境学部(大学院含む)の学生は、生命環境学部事務棟1階事務室(甲府東キャンパス)生命環境学域支援課
*「I.申請の条件」2)の在学中に大災害等特別な理由で学業の継続が困難になった学生への支援を希望する方は、提出書類及び証明書類等を可能な限り作成し上記提出先の窓口で相談してください。
Ⅴ.選考方法
①1次選考:提出された書類を委員会で選考
②2次選考:1次で選考された方の面接(※面接の日程等は、後日CNSで連絡します。)
Ⅵ.その他
①選考結果は、CNSにて通知します。
②不明な点等については、下記までお問い合わせください。
山梨大学 工学域支援課 TEL 055-220-8402(甲府東キャンパス)
山梨工業会奨学基金奨学金に申請する生命環境学部(大学院含む)の学生は、生命環境学域支援課 TEL 055-220-8802(甲府西キャンパス)
Ⅶ.個人情報の取扱い
支援希望者に係る本学が保有又は取得する個人情報の取扱いについては、下記のとおりとし、申請がされた場合は、これら個人情報の取扱いについて支援希望者の同意があったものとみなしますので、あらかじめご了解ください。
記
対 象 者 :山梨工業会奨学基金奨学金、山梨工業会奨学基金奨学金、山梨大学工学域剣持甲斐太郎教育研究支援金奨学金に申請した者
対象情報:申請の際に提出された個人情報、成績関係情報等
利用目的:①奨学金の選考
②学生・保護者等への連絡・問い合わせ
管 理 等 :申請書類は保管庫等に保管した上、「国立大学法人山梨大学法人文書管理規程」に規定する保管期間まで保管し、期間を過ぎた書類等については、焼却処分とします。
Ⅷ.注意事項
①申請書の提出については、提出日を過ぎた場合、受け付けません。提出日に都合が悪い者は事前にご相談ください。
②申請書は、申請者である学生本人が記入し、家計・家族の状況も学生本人が説明できるようにしてください。
③申請者に対して、後日問い合わせの電話、学内メール等をする場合がありますので、着信履歴をこまめに確認してください。(電話番号が 055-220-8402 の番号は大学からの電話です
ので、必ず返信してください。)
④提出書類等の記載内容と事実が異なることが判明した場合は、支援を取り消すことがあります。