豊浦助教,茅教授の研究がMIT Technology Reviewオンライン等に掲載
成果概要
2013年03月22日
工学部コンピュータ理工学科の豊浦正広助教,茅暁陽教授,博士後期課程1年生杉浦篤志さん,並びに医学部の柏木賢治准教授の”片眼鏡”の研究が,MIT Technology Reviewオンライン版,GIZMODO.com,EXTREME TECHに掲載されました。
この研究は2012年12月に開催された国際会議ACM SIGGRAPH VRCAI 2012で発表したものです。
”片眼鏡”は片眼の視力を失った患者に距離感を提供する装置であり,片眼の視力を失った患者さんに対して両眼による立体視機能を代行する技術として発表されました.
片眼鏡は2台のカメラとディスプレイを備えた眼鏡型の装置であり,2台のカメラで標的物までの距離を計算し,焦点ぼけによって距離を表現した映像を生成します.生成された映像は健常な眼に提示され,これにより利用者が距離感を感じられるようになると期待されます.
2013年2月にはGoogle社がカメラとディスプレイを備えた装着型コンピュータ”Google Glass”の動画を公開しており,片眼鏡はその応用先の1つとして注目が集まっています.
MIT Technology Reviewオンライン版
GIZMODO.com
http://gizmodo.com/5978506/researchers-will-restore-damaged-depth-perception-with-electronic-eyes
EXTREME TECH