北原(修士1年)さんが日本機械学会フェロー賞を受賞

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2013年03月22日

 

 医学工学総合教育部 機械システム工学専攻 修士課程1年生の北原 圭さん(指導教員:毛利宏教授)が、平成24年12月7日(金)に東京大学生産技術研究所で開催された一般社団法人日本機械学会第21回交通物流部門大会(TRANSLOG2012)おいて、日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。

同賞は日本機械学会が26歳未満の若手研究者の中から、研究内容とプレゼンテーション、質疑応答態度に基づいて、機械学会会長名で表彰する権威ある賞で、北原さん1名のみが選ばれました。

   今回の発表は、北原さん、孕石助教、毛利教授の連名で行われたもので、受賞テーマは「上肢の運動に着目した新しい運転操作系の提案」です。これは、ステアリングホイールに替わる未来の新しい運転操作系を提案し、台上実験と小型電気自動車を用いて、運転初心者にも熟練者にも運転しやすい操作系であることを検証した研究で、研究内容、発表と質疑応答の態度などから総合的に評価されての受賞となりました。

   北原さんは「このような貴重な賞を受賞でき、とても光栄です。今回このような受賞の機会をいただきましたのも、ご指導いただいた毛利先生、孕石先生をはじめ、研究室の仲間や実験に協力してくださった方々などの多くのご協力のお陰であり、大変感謝しております。これを良い機会に、更なる成果をめざし研究に邁進していきたいと思います。」とコメントしています。

   また、指導教員の毛利教授は、「このような栄誉ある賞を受賞できたことは、北原君がいつも自ら進んで、一生懸命に研究に取り組んだ結果だと思います。今後も楽しく研究を進めてください」とコメントしています。

 

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