博士課程工学専攻システム統合工学コース1年の布施伶旺さんがWorld Foundry Organization主催「3rd Young Researchers Competition 2026」のOnline Presenter Top 20に選出

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2026年06月23日

令和8年6月22日(月)、博士課程工学専攻システム統合工学コース1年の布施伶旺さん(指導教員:野田善之教授)が、World Foundry Organization(世界鋳造協会)が主催する「3rd Young Researchers Competition 2026」において、Online Presenter Top 20に選出されました。

本コンペティションは、鋳造技術に関する研究を行う35歳以下の若手研究者および博士課程学生を対象として開催される国際大会です。第1ステップでは、研究内容を紹介する2分間の動画による審査が行われ、その中から選出された上位20名がOnline Presenterとして選ばれます。

布施さんは、「Digital Twin-Based Visualization of Pouring Flow Pattern for Evaluation of Manual Pouring Operation」をテーマに応募し、世界各国から集まった若手研究者の中からOnline Presenter Top 20に選出されました。

研究では、鋳造産業において熟練技能が求められる注湯工程に着目しています。注湯工程は1500℃を超える溶融金属を扱うため、工程管理が難しい作業として知られています。布施さんは、複数のセンサ情報を統合するセンサフュージョン技術を活用し、これまで把握が困難であった注湯時の流量などの内部状態を可視化するシステムを開発しました。

本技術は、多品種少量生産が主流であり、センサの設置が難しい鋳造現場において、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する技術として実用化が期待されています。

なお、Online Presenterに選出された20名は、6月22日に開催されるOnline Conferenceにおいて研究発表を行い、その中から選ばれた上位10名が、トルコ・イスタンブールで開催されるLive Finalsへ進出します。Live Finalsでは、上位3名の受賞者が選出され、優勝者には8,000ユーロ、準優勝者には4,000ユーロ、3位には2,000ユーロが授与されます。

布施さんは今回の選出について、次のようにコメントしています。

「日本の鋳造技術は世界でもトップクラスであり、自分の研究成果が世界でも注目されていることをあらためて実感しました。熟練技能のDX化は今後ますます求められる技術であり、これまで以上に意欲的に研究に取り組み、その成果を世界に発信していきたいと思います。」

 

参考:3rd Young Researchers Competition 2026 公式サイト

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