情報処理学会にて学生3名が奨励賞を受賞

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2012年03月23日

 平成2436()8()、名古屋工業大学において情報処理学会第74回全国大会が開催され、大学院医学工学総合教育部コンピュータ・メディア工学専攻2年小池伸弥さんと、同専攻1年見附幸司さん、工学部コンピュータ・メディア工学科4年古屋憂人さんの3名(指導教員:郷健太郎教授)が「学生奨励賞」を受賞しました。

 小池さんの受賞テーマは「プログラム実行時のメモリ空間可視化によるプログラミング学習支援(講演番号: 1ZC-3)」で、実行しているプログラムが保存されているメモリ空間を表示することで、プログラミング学習者の理解を促進させるものです。通常では見ることができないメモリ空間の様子を学習者にわかりやすいように表示している点が評価されました。

 受賞した小池さんは、「この研究がプログラミング学習者の理解度向上につながればうれしいです」と述べています。 

 見附さんの受賞テーマは「異なるサイズのフレキシブルディスプレイにおけるインタラクションの分析(講演番号: 2ZJ-2)」で、異なるサイズのフレキシブルディスプレイにおけるインタラクションをユーザが考案した場合、どのような動作になるのかを実験で明らかにした研究です。

 受賞した見附さんは「このような名誉な賞をいただき、大変光栄に思います。この賞を励みに今後もさらなる成果を生み出すべく研究活動に邁進してきたいと思います。研究室の皆様に心から感謝申し上げます」と話しています。

 古屋さんの受賞テーマは「携帯端末背面での人差し指スライドによる文字入力手法(講演番号: 3ZD-2)」で、従来の端末表面で親指を用いる入力とは異なり、携帯端末の背面上で人差し指をスライドさせる動作を用いた入力手法を提案しています。

 受賞した古屋さんは「学生奨励賞を受賞したことを大変うれしく思います。ご協力頂いた方々にお礼を申し上げます.本当にありがとうございました。本研究にはまだまだ課題が多く残っていますので、今後もさらなる発展を目指したいと思います」と話しています。

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