修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース2年高木さんが情報処理学会学生奨励賞を受賞

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2019年03月19日

 平成31年3月14日(木)~16日(土),福岡大学七隈キャンパスで開催された情報処理学会第81回全国大会において,大学院工学専攻コンピュータ理工学コース2年の高木純平さんが学生奨励賞を受賞しました.この賞は、国内最大の情報系学会である情報処理学会の全国大会において、学生が発表した優秀な研究に対して贈られるものです.

 高木さんの受賞題目は,「DNNの自己蒸留における学習時間の短縮」(情報処理学会第81回全国大会講演論文集,4U-02,2,pp.455-456,2019年3月)で,本学大学院総合研究部の服部元信准教授との共同研究です.この研究では,近年,深層学習の分野で注目されている「知識の蒸留」に,自己蒸留という新しい仕組みを導入し,従来よりも効率的に高性能なニューラルネットワークの学習が行えることを明らかにしました.本手法の有効性に加え,分かりやすい発表と質疑応答が総合的に評価され,今回の受賞となりました.受賞した高木さんは,「今回,学生奨励賞を頂けたことを大変嬉しく思います.このような賞を頂くことができたのも,日頃からの先生方や研究室の皆さまのご協力あってのことと思います.心より感謝申し上げます.」と述べています.

 

受賞した高木さん

 

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