博士課程工学専攻2年の靖宇馨さんがInternational Symposium on Fiber Science and Technology 2024 (ISF2024)で優秀ポスター発表賞を受賞

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2024年12月17日

 令和6年11月25日(月)~28日(木)、京都テルサで開催されたInternational Symposium on Fiber Science and Technology 2024 (ISF2024)において、博士課程工学専攻2年の靖宇馨さん(指導教員:奥崎秀典 教授)が優秀ポスター発表賞を受賞しました。本賞は、繊維高分子科学ならびに繊維学会の発展に資する優れたポスター発表を行った若手研究者に与えられます。

 受賞題目は『Highly Conductive Self-doped Poly(3,4-ethylenedioxythiophene) Fibers Fabricated by One-step Wet-spinning』で、可溶性自己ドープ型導電性高分子を湿式紡糸することでマイクロファイバーを作製し、高分子鎖を配向させることで電気伝導度と力学特性の両方を向上させることに成功しました。ポスター発表と質疑応答、研究の新規性や成果のインパクトが評価されての受賞となりました。

 受賞した靖宇馨さんは、「この度はISF2024優秀ポスター発表賞という名誉ある賞をいただき大変光栄です。指導教員である奥崎教授をはじめ、共に研究を進め切磋琢磨してきた研究室のメンバーに深く感謝しています。この賞を励みとして今後はより一層の努力を重ね、研究に取り組んでいきます。」とコメントしています。

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