リサーチフェスタで連続受賞

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2012年09月25日

  第2回リサーチフェスタ2012(場所:つくば国際会議場)が8月31日に開催され、循環システム工学科3年の小林佳那さん、内藤あずささん、内藤裕子さん、長澤麻理奈さん(循環ガールズ☆)が銀賞を受賞しました。

 同フェスタでは約200名の参加のもと、活動報告部門18件と研究発表部門26件の計44件のポスター発表が行われました。 

 リサーチフェスタは、文部科学省の理数学生応援プロジェクトに採択された22大学の取り組みに参加している学生を対象とした研究成果発表会で、山梨大工学部の取り組み「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―(通称:学大将プロジェクト)」も同応援プロジェクトに採択されております。 

 学大将プロジェクトの一つであるキャリアハウス(1年次から高度な研究体験を行う事業)の一ハウス「大学の油田:バイオディーゼル燃料 (BDF)」に所属する4名の学生達は、山梨大から排出される廃食用油のリサイクルシステムに取り組んできました。環境実践教育として、これまでに7400㍑の廃食用油を回収し、2700kgの二酸化炭素削減(灯油換算)を削減してきた取り組みが評価されました。

 参加学生の意識は高く、ポスター発表者の周りには熱気が満ち溢れていました。内藤あずささんは「3年間取り組んできた成果が認められ大変うれしく思っています。先輩達から引き継がれてきたBDF活動の中で、継続は力なりを実感しています。これまでの体験を活かし、就職活動にも積極的に取り組んでゆきたい」と語っています。

 プロジェクトチームからは「平成21年度に大阪大学で行われた第1回リサーチフェスタでの銅賞に引き続き銀賞を受賞されたことはたいへん喜ばしく、学大将プロジェクトの取り組みと参加学生のポテンシャルの高さが示されたものと考えています。さらに多くの学大将が生まれるよう、学部一丸となってプロジェクトを推進していきます」と話しています。

 なお、山梨大では学生食堂や附属学校園の給食、附属病院の食堂などから排出された廃食用油を回収・精製し、学内シャトルバスの燃料としてリ サイクルする取組を行っています。

表彰状

■関連サイト:

「リサーチフェスタ2012」ホームページ
「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―」ホームページ

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