【学大将プロジェクト】『キャリアハウスにおける高校生実習』を実施

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2012年09月27日

 8月20日(月)~22日(水)の3日間にわたり,「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―(通称:学大将プロジェクト)」の取り組みの一つであるキャリアハウスにおいて,高校生実習プログラムを実施しました.キャリアハウスは学部1年次から高度研究体験を行う場ですが,夏休み期間を利用して高校生に開放して理数系分野の研究を行う歓びを体験してもらうことで,理工系の大学への進学意欲を高めてもらうことなどを目的として実施したものです.

 昨年度に引き続き,本年度もスーパーサイエンスハイスクール(SSH)である甲府南高校との高大連携の一環として実施し,40名の生徒(1年生)が参加しました.「レーザー装置を作ってみましょう」や「バイオディーゼル燃料を作ってみよう」などのテーマを掲げた9つのキャリアハウスに分かれて,3日間で計9時間の実習を行いました.難しい実習内容も含まれていたと思われますが,皆が目を輝かせながら実習に取り組み,所期の目的を達成する感動を味わってくれたようです.事後のアンケートでは,95%の受講生が「今回の実習は自分にとって有意義なものであった」と回答していました.来年度以降もこの事業を継続し,より多くの高校生に理数系分野を学ぶ歓びに触れてもらうことができれば幸いと考えています. 

■関連サイト:「統合能力型高度技術者養成プロジェクト―自発リーダー(学大将)を生む環境作り―」ホームページ

https://www.eng.yamanashi.ac.jp/risu/index.html

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