鍋島准教授が世界コンペで部門別優勝、総合2位の快挙達成!!
成果概要
2012年06月15日
鍋島英知准教授(大学院コンピュータメディア工学専攻)が開発したSATソルバー GlueMiniSatが、世界コンペティション SAT Competition 2011の産業応用カテゴリにおいて、部門別優勝および総合2位に入るなどの快挙を成し遂げました。日本から参加したソルバが優勝したのは初めてのことです。
SAT(充足可能性判定問題)とは、情報科学で最も基本的で本質的な組合せ問題であり、産業応用上も極めて重要なため近年急速に発展を続けている分野です。SATコンペティションは、このSAT問題を高速に解くソフトウエアの世界で唯一の国際競技会であり、隔年で開催されています。毎回、参加システムが増えており、今回は世界中から79システムが参加しています。2ヶ月に及ぶ予選ステージの後、更に約1ヶ月間の決勝ステージを経て、最終成績が決められました。鍋島准教授のGlueMiniSat ソルバは初参加ながら、単一CPUクラスのUNSAT部門で優勝、総合部門(SAT+UNSAT部門)で2位、更に単一・複数CPU 全体クラスのUNSAT部門で2位に入るなどの極めて優秀な成績を収めました。
コンペティションの詳細は下記のサイトから情報が入手できます。 URL: http://www.satcompetition.org/ またSATの解説は以下のページなどから入手できます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/充足可能性問題
コンペティションの詳細は下記のサイトから情報が入手できます。
« 熊田教授が日本セラミックス協会賞学術賞を受賞 女子中高生を対象とした実験教室「DO!サイエンス」 (※終了しました) »