平林由希子助教が論文奨励賞を受賞

成果概要

2009年08月21日

平林 由希子助教(工学部土木環境工学科/国際流域環境研究センター)が8月19日から21日まで金沢で開催された水文・水資源学会において、35歳以下の若手研究者が出版した優れた論文に与えられる論文奨励賞を受賞しました。

受賞対象となった論文の題目は「A 59-year (1948-2006) global near-surface meteorological data set for land surface models. Part II: Global snowfall estimation」で、日々の降水量の適切な空間配置や風速および雨雪のフェイズを考慮した降水量補足率補正を行うなど、新たな手法を全球スケールに適用し、過去数十年の降雪量の全球的な変化を示したことが高く評価されての受賞です。

平林助教は、「共著者の先生方や同僚の先生方のおかげでいただいた賞です。深く感謝し、今後とも精進努力します。」と話しています。

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