研究会推薦論文に眞野(博士課程2014年9月卒業)さんの論文が採択

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2015年11月18日

 眞野浩博士(機能材料システム工学専攻 2014年9月卒)の博士論文が、情報処理学会の2014年度研究会推薦論文に採択されました。

 情報処理学会では,学生の学位論文の成果を迅速に社会に紹介することを推進するため、情報処理の各研究分野をカバーする約40研究会の主査の推薦により,優れた博士論文の研究成果が読者に紹介されます。この研究成果に眞野浩博士(機能材料システム工学専攻 2014年9月卒)の博士学位論文「モジュール型有・無線統合通信システムエミュレータの実装と評価」が、モバイルコンピューティングとユビキタス通信研究会の推薦論文として採択されました。

 同研究会からの推薦文は「本論文では,高度情報化社会を支える基盤整備として今後ますます重要となる有・無線統合システムの評価技術に関して,無線伝搬エミュレータを中心に,システムを構成する機能要素をモジュール化した新しい概念のもとに,評価基盤システムを提案,実証しており,高く評価できる.」とのことです。

 眞野さんは「実務から学術研究へというアプローチは,単に過去の業績のとりまとめではなく,新しい技術や課題への挑戦だった.この取り組みに,年齢は大きな障壁ではなく,むしろ研究課程は,アンチエイジングにも利する.ぜひ,多くの社会人にも,積極的に取り組んでもらいたい.」と話しています。

情報処理学会のWEBサイト(http://www.ipsj.or.jp/magazine/hakase/2014/MBL01.html)

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