工学部土木環境工学科4年の齊藤敢太さんが応用生態工学会第29回東京大会にて優秀ポスター発表賞を受賞
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2026年11月05日
令和8年9月26日(土)、東京大学で開催された「応用生態工学会第29回東京大会」において、工学部土木環境工学科4年の齊藤敢太さん(指導教員:八重樫咲子)が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
本賞は、応用生態工学会の年次大会において、特に優秀なポスター発表を行った者に授与されるものであり、その優れた研究内容と発表能力をたたえるとともに、今後の応用生態工学分野における研究のさらなる発展を奨励するものです。
齊藤さんは、「季節性に着目したDNAメタバーコーディングによる本栖湖に生息するレイクトラウトの食性解析」をテーマに研究成果を発表しました。
本研究では、本栖湖に生息する外来種レイクトラウトによる食害を調べるため、同種の腸内容物に含まれるDNAを利用し、エサとなった生物を明らかにしました。その結果、多くのレイクトラウトから本栖湖の重要な資源であるヒメマスが検出され、レイクトラウトによるヒメマスへの食害が明らかとなりました。
近年、全国的に外来種による生態系への影響が問題視されています。特に食害の分析では、原形をとどめていない消化管内容物から、エサとなった生物を特定する必要があり、十分な解析が難しいとされてきました。しかし、本研究では消化管内容物のDNA情報を利用することで、外来種レイクトラウトによる食害を解明できた点が高く評価されました。
今後は、今回のレイクトラウトの食性解析とその他の生態調査結果を組み合わせることで、より効果的なレイクトラウトの駆除につながることが期待されています。
今回の受賞について、齊藤さんは次のようにコメントしています。
「この度は大変名誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。工学部の学大将プロジェクトのキャリアハウスでの活動を通して、1年生の頃から話を聞き、今まで取り組んできた研究が実を結んで嬉しく思います。研究をサポートしてくださった山梨大学および山梨県水産技術センターを中心とした研究者の皆様、キャリアハウス活動の研究費をサポートしてくださった企業の皆様に改めて感謝申し上げます。今後もこの受賞を励みに、より一層研究に励んでいきたいと思います。」
受賞した齊藤さん
表彰状
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