博士課程工学専攻システム統合工学コース1年の布施伶旺さんが「3rd WFO Young Researchers Competition」で2nd Best Paper Awardを受賞
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2026年11月05日
令和8年10月21日(水)、トルコ・イスタンブールで開催されたWorld Foundry Organization(世界鋳造協会)主催の「3rd WFO Young Researchers Competition」において、博士課程工学専攻システム統合工学コース1年の布施伶旺さん(指導教員:野田善之教授)が、2nd Best Paper Awardを受賞しました。
本コンペティションは、鋳造技術に関する研究に取り組む35歳以下の若手研究者や博士課程学生を対象とした国際大会です。
第1段階では、2分間の動画による選考が行われ、上位20名が「Online Presenter」に選出されます。その後、6月22日に開催された「Online Conference」で上位10名が選ばれ、トルコ・イスタンブールで開催される最終選考「Live Finals」のファイナリストとなります。
最終選考では、上位3名が受賞者となり、優勝者(1st Place)には8,000ユーロ、準優勝者(2nd Place)には4,000ユーロ、第3位(3rd Place)には2,000ユーロが授与されます。
布施さんは、「Digital Twin-Based Visualization of Pouring Flow Pattern for Evaluation of Manual Pouring Operation」をテーマに研究成果を発表し、最終選考において第2位に選ばれました。
本研究では、鋳造産業において熟練技能が求められる注湯工程に着目しています。注湯工程は、1500℃を超える高温の溶融金属を鋳型に注ぐ作業であり、工程管理が難しい工程とされています。そこで、センサフュージョン技術を用いて、注湯時の内部状態である注湯流量を可視化するシステムを開発しました。
本技術は、多品種少量生産でセンサの設置が難しい工程におけるDX技術として、実用化が大いに期待されています。
イスタンブールで開催された「Live Finals」では、これまでの選考を勝ち抜いた10名のファイナリストによるレベルの高いプレゼンテーションが行われ、布施さんは自身が受賞できるとは思っていなかったとのことです。
今回の受賞について、布施さんは次のようにコメントしています。
「あらためて、日本のものづくり技術は世界でもトップクラスであり、自分の研究成果が世界でも注目されていることを実感しました。熟練技能のDX化は今後益々求められる技術であり、これまで以上に意欲的に研究に取り組み、その成果を世界に発信していく所存です。」
参考:3rd WFO Young Researchers Competition 公式サイト
受賞した布施さん
表彰状とトロフィー
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