大学院修士中村麻穂さんが日本セラミックス協会関東支部研究発表会で特別賞を受賞
ニュース
2012年09月11日
大学院修士の中村麻穂さん(指導教員:武井貴弘准教授)が、8月8・9日に静岡大学浜松キャンパスで開催された、(社)日本セラミックス協会関東支部主催の第28回日本セラミックス協会 関東支部研究発表会において「特別賞」を受賞しました。
受賞テーマは「多硫化カルシウム農薬の副生成物からのカルシウムアルミネートの低温合成」。現状では廃棄されている亜硫酸カルシウムを利用し、カルシウムアルミネート(C12A7)の作製に成功したもので、最も印象深い発表であると評価されての受賞です。
中村さんは「初めてのオーラル発表において、このような賞を頂き大変光栄です。今後は、この受賞を励みに、さらに研究に取り組んでいきます。また、お忙しい中ご指導、ご助言いただきました武井准教授をはじめとする皆様に心から感謝申し上げます。」と話しています。
*C12A7:セメントの材料でありながら、エレクトライド化が可能であり、透明導電体になったり、有機物の分解等に有用な酸素イオンを生成可能な物質。
« 遠山 忠助教(先端領域若手研究リーダー育成拠点)が日本水環境学会 論文奨励賞(廣瀬賞)を受賞 「クリスタル体験講座 -人工宝石を作ろう-」 受講生募集 (※終了しました) »