武井貴弘クリスタル科学研究センター教授が無機マテリアル学会「学術賞」を受賞
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2026年07月02日
クリスタル科学研究センターの武井貴弘教授が、令和8年6月4日に開催された無機マテリアル学会授賞式(船橋市民文化創造館)において、「学術賞」を受賞しました。
無機マテリアル学会学術賞は、無機材料分野において優れた論文や価値のある研究成果を発表し、学術の発展に顕著な功績を挙げた研究者に授与される賞です。
今回の受賞は、「無機化合物へのイオン交換とその反応機構に立脚した機能性材料への応用」に関する一連の研究成果が高く評価されたものです。
武井教授は、無機化合物におけるイオン交換のさまざまな反応メカニズムを解明するとともに、その知見を機能性材料の創製へ応用する研究に取り組んできました。イオン交換の方法やイオンの種類によって形成される多孔質構造や電子構造、それらが材料の性能に与える影響について、放射光解析やコンピュータシミュレーションなどの先端的な解析手法を用いて明らかにしています。
これらの研究成果は、イオン交換に基づく無機化合物のソフト化学的な特性を体系的に整理し、構造と機能との関係を明確にしたことが評価され、本分野の学術の発展に大きく貢献したものと認められました。
本研究から得られた知見は、ガスやイオンの吸着材、触媒・光触媒、イオン伝導体、さらには電気エネルギーを蓄えるキャパシタなど、幅広い機能性材料への応用が期待されています。
武井教授は受賞にあたり、次のようにコメントしています。
「今回、このような評価をいただけたことに感謝しております。一方で、材料研究の分野は日進月歩で発展してお
り、現状に満足することなく、常に新しい手法を取り入れながら、今後も研究に邁進していきたいと考えています。」

