二宮啓教授、チェンリーチュイン准教授らの論文が2026年度質量分析学会論文賞を受賞
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2026年06月23日
クリーンエネルギー研究センターの二宮啓教授、工学部電気電子工学コースのチェン リー チュイン准教授、杭州電子科技大学(中国)のXie Qiangqiang講師、および2025年度修士課程工学専攻電気電子工学コース修了生のLi Leiさんが、2026年度日本質量分析学会論文賞を受賞しました。
表彰式は、2026年6月11日にパシフィコ横浜で開催された「第74回質量分析総合討論会」の会場において執り行われました。なお、Li Leiさんは、本学と杭州電子科技大学とのデュアルディグリープログラムに所属する学生として学び、本研究を推進しました。
今回受賞した論文は、山梨大学で開発された溶媒支援探針エレクトロスプレーイオン化法(Sheath-Flow Probe Electrospray Ionization)を基盤として、3軸直交ロボットと2基のカメラを統合した自動化質量分析システムを開発したものです。
本システムでは、PC画面上のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)で分析対象の測定箇所をクリックするだけで、目的の位置における迅速な質量分析を実行できます。従来は専門的な操作が必要だった質量分析をより簡便かつ効率的に行える技術として高く評価され、今回の受賞につながりました。
本研究成果は、多様な分析現場における測定作業の自動化や効率化への貢献が期待されています。
【受賞論文】
タイトル:Click-and-Analyze: Automated Pinpoint Ambient Mass Spectrometry with Sheath-Flow Probe Electrospray Ionization
著者:Lei Li, Qiangqiang Xie, Lee Chuin Chen, Satoshi Ninomiya
掲載誌:Mass Spectrometry (Tokyo) 14, A0179 (2025)
DOI:10.5702/massspectrometry.A0179
【受賞者コメント】
「今回の受賞を励みに、本システムが多様な分析現場の自動化・効率化に貢献できるよう、さらに使いやすい技術へ発展させていきます。」
賞状
副賞


