宮本崇助教の研究提案がJSTのACT-I・加速フェーズに採択

成果概要

2019年02月06日

工学部土木環境工学科の宮本崇助教の研究提案が,科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 ACT-I・加速フェーズに採択されました.

採択課題:衛星リモートセンシングから得られる時空間ビッグデータの機械学習による地震被害の判別

この研究テーマは,人工衛星から撮影した画像を人工知能を用いて分析することによって,大地震時の被害状況を災害直後に把握する技術を開発するものです.

人工知能技術の先端的な手法を参考に,防災応用のために特化したデータ分析技術を提案する点に挑戦性を有しており,開発技術は大地震後の人命救助などに不可欠となる被害情報の迅速な収集へと利用され,地震災害の軽減に貢献することが期待されます.

戦略的創造研究推進事業 ACT-Iは,科学技術イノベーションの創出につながる新しい価値の創造につながるICT分野の研究を推進する,若手研究者を対象とした研究プログラムで,宮本助教は同プログラムでのこれまでの採択者を発展支援する加速フェーズに採択されました.

採択に対し,宮本助教は「今回の研究プロジェクトは,これまでに研究を行ってきた人工知能による衛星撮影画像の分析技術を発展させた提案が採択されたもので,とても嬉しく思っております.土木工学・防災工学における情報学技術の活用推進に寄与できるよう,研究に取り組んでまいりたいと思います.」と語っています.

 

JST戦略的創造研究推進事業ACT-I > https://www.jst.go.jp/kisoken/act-i/index.html

加速フェーズ採択のプレスリリース > https://www.jst.go.jp/report/2018/190125.html

宮本崇助教のウェブサイト > http://www.ccn.yamanashi.ac.jp/~tmiyamoto/

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