修士課程2年の松本 健さんが「ICAE 2017 Best Poster Award」を受賞
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2017年12月25日
平成29年11月21日(火)から24日(金)、韓国・済州島にて開催された「The 4th International Conference on Advanced Electromaterials (ICAE 2017)」において、修士課程2年応用化学コース(指導教員:和田智志教授)の松本 健さんが「Best Poster Award」を受賞しました。
本賞は、優秀なポスター発表を行った研究者に授与され、その功績を称えるとともに研究の発展を奨励するものです。
受賞対象となった研究題目は「Piezoelectric Properties of Strained Barium Titanate/Bismuth-based Perovskite Nanocomposite Ceramics Prepared by Solvothermal Solidification Method」です。非鉛圧電材料では人工的に歪を導入することで圧電特性が向上することが知られており、本研究では様々なBi系ペロブスカイト型酸化物強誘電体多孔セラミックスの表面に、チタン酸バリウムを低温の溶液法によってエピタキシャル成長させて作製した複合セラミックスについて、界面における格子歪と圧電特性の関係を系統的に調査しました。この成果は今後、高性能非鉛圧電材料の開発に繋がると期待されています。
受賞した松本さんは、「このたびは、Best Poster Awardという名誉ある賞を頂き、大変光栄に思っております。このような賞を頂けたのも、研究室の皆様、研究に携わって頂いた皆様のおかげだと感謝しております。今回の受賞を励みに、今後も研究活動に邁進していきます。」と述べています。
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