浮田助教が奨励賞を受賞

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2014年11月11日

贈呈時の写真

左から杉山工学部長、浮田助教、マツダ財団西川事務局長代理

 

 浮田芳昭助教(工学部機械工学科)がマツダ研究助成選考委員奨励賞を受賞しました。同賞は、マツダ財団研究助成に申請した401件中25件の採択のうち4件が選定されたもので、工学部に於いて表彰式が行われ西川マツダ財団事務局長代理から賞状と記念品が授与されました。

 受賞課題は「マイクロ流体デバイスの新規動作原理と微量血液分析デバイスの研究」で、「本研究は、流体の自己制御性を利用することで安価に血液分析デバイスを実現するものである。これは、超小型・安価・高精度な微量血液分析デバイスであり、従来の血液分析では血球分離、免疫反応、反応器洗浄、酵素反応と、何度もピペットによる操作が必要であったが、これらを自動的に分析できるシステムが実現できる。研究構想も論理的で、実現に向けた計画も具体性が高い。この技術が完成した際の適応範囲の広さや社会貢献度は群を抜いている」との選考理由でした。

 浮田助教は、「この度は大変名誉ある賞をいただき大変光栄に思います。これを励みに研究を進め、世の中に形の残る成果を挙げたいと思います。」と語っています。

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