木下准教授らの研究が優秀発表賞を受賞

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2013年04月05日

 第8回日本感性工学会春季大会(北九州国際会議場:2013年3月6日~7日開催)において、大学院医学工学総合研究部の木下 雄一朗准教授が、大会優秀発表賞を受賞しました。
この賞は、前年度大会の発表の中から、若手研究者による優れた発表に授与されるもので、今回は第7回大会で発表された111件の発表の中から、木下准教授の発表を含む4件が受賞しました。
 発表題目は下記の通りで、大学院コンピュータ・メディア工学専攻修了の中間匠さんとの共同研究です。

木下 雄一朗, 中間 匠:
旅行者の体験に着目した街歩き支援システムの構築,

 この研究は、旅行形態としての「街歩き」に特化したナビゲーションシステムとして、あえて旅行者に提示する情報を減らし、旅行者の主体的な行動を創出するシステムを提案したものです。
 このシステムを利用した検証実験の結果、旅行者の注意を周辺環境に向けること、そして、旅行者に偶発的な体験の機会を提供することに一定の効果があることが示されました。

 木下准教授は「このような賞をいただき大変嬉しく思っています。今後は、このシステムへの改良を重ねとともに、システムの旅行者へ効果について、より詳細な検証を進めていく予定です。」と話しています。

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