服部元信教授らの論文が国際会議(ICOIACT 2023)でBest Paper賞を受賞

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2023年11月20日

 2023年11月10日にジョグジャカルタ(インドネシア)で開催されたICTに関する国際会議(The 6th International Conference on Information and Communications Technology)において,荒木裕史さん(2020年度修士課程コンピュータ理工学コース修了)と服部元信教授の共著論文がBest Paper賞を受賞しました.この賞は,同国際会議で発表された論文の中から優れた論文に対して授与されるもので,93件の発表論文の中から2件が受賞しました.この国際会議の論文採択率は33.82%でした.
 受賞論文の題目は「Supervised STDP Learning with Weight Decay for Spiking Neural Networks」で,荒木さんの修士課程における研究成果をまとめたものです.この研究では,生体の脳のようにスパイクで情報を伝達するネットワークにおいて,高精度な認識能力を効率的に獲得する新しい教師あり学習法を提案しています.受賞した荒木さんは「ICOIACTという国際的な会議で,私と服部元信教授との共著の論文が採録,そしてBest paperに選出され,とても光栄です.学生当時,私の研究について熱心にご指導してくださり,そして今回のICOIACTへの投稿を提案,先導してくださった服部元信教授に,この場を借りて感謝申し上げます.」と述べています.

ICOIACT2023BestPaper

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