修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース1年の早瀬 悠真さんが人工知能学会全国大会優秀賞を受賞

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2021年02月05日

2020年6月9-12日に開催された第34回人工知能学会全国大会において、大学院修士課程工学専攻コンピュータ理工学コース1年の早瀬 悠真さん(指導教員:鍋島英知准教授)の研究発表「大規模な SAT 問題を圧縮したまま解くソルバーの開発」が「全国大会優秀賞」を受賞しました。

この賞は、全国大会で発表された研究のうち、特に優秀な研究を発表した者に授与されるものです。2020年度の全国大会では915件の発表があり、うち約3%にあたる28件の研究発表に対して優秀賞が授与されました。

この研究は、コンピュータのメモリに収まりきらない巨大なSAT問題を圧縮したまま解くことを目的としており、本手法を用いることで従来解くことができなかった巨大な問題が求解可能になることを実証しています。

受賞した早瀬さんは「今回このような栄誉ある賞に選ばれたこと、とてもうれしく思います。この場を借りて、本研究において日々熱心なご指導を賜っております鍋島先生ならびに盧先生に深く感謝申し上げます。本研究は今までにない研究であり、依然として多くの改善余地があるため、これからも精進していきたいと思います。」とコメントしています。

第34回人工知能学会全国大会
<https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2020/>

2020年度(第34回)人工知能学会全国大会優秀賞
<https://www.ai-gakkai.or.jp/about/award/jsai_award-conf/>
(オーガナイズドセッション口頭発表部門 [2N5-OS-17b-01])

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