“社会に役立つ動的システムおよび人間機械系の解析・制御技術の開発”を研究方針として取り組んでいます。主な研究活動としては、搬送機器や産業ロボットなどの動作プロセスの数理解析を行い、その結果を基にした制御システムの開発を行っています。また、人間の特性解析に基づいた人に役立つ機械システムの開発にも取り組んでいます。
　具体的な研究テーマは以下の通りです。
① 自動注湯制御システムの開発（図１）
② クレーンや液体搬送などの振動要素を含む搬送システムの制振・高速搬送制御システムの開発
③ 不整地や傾斜地での安全な荷役運搬を可能にする運搬ビークルの開発（図２）
④ 硬組織への手術シミュレータにおける力覚提示システムの開発
⑤ ヒト末梢聴覚器の数理モデル構築（図３）と難治性耳疾患の効果的診断・治療法への応用（詳細へ）