学科紹介

炭素を活用した高機能性吸着剤の開発

No Image

 特定の化学物質を回収したり除去したりする場合,吸着剤や吸収剤がよく使われます。吸着剤には,吸着させたい化学物質の分子あるいはイオンだけを取り込むことの出来る表面を沢山持っていることが要求されます。そのためには目的とする化学物質の分子径に適した無数の穴(細孔)を持たせたり,ある吸着質にだけ選択性を示す物質で修飾・担持したりするといった材料設計が不可欠です。ガスや有機溶媒の精製分離や空気清浄機のフィルターなどに使われている活性炭はその代表的な吸着剤であり,主として炭素元素で構成されています。炭素体は有機物を加熱処理することで得られ,賦活という処理により多孔質(1000 m2/g以上)な材料へと変換することができます。我々はこの炭素に着目し,セルロースなどの高分子を加熱処理することにより直接,多孔質炭素材料を調製する方法や,ハロゲンガスを用いて炭素体の形状や細孔を高度に制御する手法で,特定な分子やイオンに対して優れた吸着能力を持つ新規材料の開発を行っています。

炭素を活用した高機能性吸着剤の開発

学科・研究部門

Switch to mobile version