鍵山助教が第53回日本生体医工学会大会において研究奨励賞・阪本研究刊行助成賞並びに阿部賞を受賞

成果概要

2014年07月18日

鍵山助教の表彰状

 

 鍵山善之助教(工学部機械工学科)が、平成26年年6月24日(火)仙台国際センターで開催された第53回日本生体医工学会大会において研究奨励賞・阪本研究刊行助成賞並びに阿部賞を受賞しました。

 同賞は、前年の定期大会(35th Annual Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society-第52回日本生体医工学会大会併催/平成25年大阪)において発表された論文の中から、生体医工学領域の発展に貢献する優秀な研究論文を発表したと認められた者に対して授与されるもので、今回は正会員によって推薦された30名の候補者の中から5名が選ばれました。

 

「“Optimization of Surgical Planning of Total Hip Arthroplasty Based on Computational Anatomy”(計算解剖学に基づく人工股関節手術計画の最適化)」

鍵山善之、高尾正樹、菅野伸彦、多田幸生、富山憲幸、佐藤嘉伸

 

 受賞内容は、コンピュータが専門医による外科手術計画を学習して新規患者の計画を自動立案・最適化するもので、複数のインプラントからなる人工股関節手術計画において専門医の方針に沿う複数臨床評価値のバランスの取れた計画を自動立案できたことが評価され今回の受賞となりました。
 

 受賞に対し鍵山助教は、「このような名誉な賞を賜りまして、大変光栄に思います。今後も生体医工学領域の発展に貢献できるよう、手術の高精度化や専門医の負担軽減に繋がるコンピュータ支援手法の研究開発に邁進してまいりたく思います」と話しています。

 

日本生体医工学会大会のホームページ

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