山本晃大さんが優秀論文発表者賞を受賞

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2018年10月11日

 工学部土木環境工学科4年の山本晃大さんが、平成30年7月26日(木)にサンポートホール高松で行われた第53回地盤工学研究発表会で優秀論文発表者賞を受賞いたしました。

 山本さんの講演タイトルは「加振時不飽和地盤における水分変動に関する実験的研究」です。共著者は荒木功平助教と卒業生の深沢郁未氏(山梨県)、藤森弘晃氏(NEXCO中日本)です。

 これは、地震動による不飽和地盤の沈下挙動・破壊形態のメカニズム解明について検討したもので、分野横断的研究により、本間聡准教授(工学部電気電子工学科)が作製された0.1秒間隔で計測出来る安価な土中水分計を用いて、加振時の地中水分変動を計測したものです。クラック発生に伴う土中水分が上昇するタイミングは,実験土槽内では深度方向の依存度が小さく概ね等しかったとしています。

 受賞した山本さんは「このような賞をいただき、大変光栄です。この賞は私の力だけでなく、ご指導いただきました荒木先生をはじめ、本間先生、ともに研究してきた地盤工学研究室の皆様のお力添えがあったからこそ受賞することができました。深く感謝いたします。」と述べています。

 

受賞した山本晃大さん

受賞した山本晃大さん

表彰状

表彰状

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