院生2名がOutstanding Paper賞を受賞

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2012年01月23日

大学院修士課程応用化学専攻2年岩月将吾さんと島村 篤さん(大学院修士課程2年)がICAE2011(高度電子材料国際会議)でOutstanding Paper賞を受賞しました。

岩月さんの受賞タイトルは「ソルボサーマル法を用いたチタン酸バリウムーチタン酸ストロンチウム集積体セラミックスの作製とその誘電特性」で、ソルボサーマル法という有機溶媒を用いた水熱法により低温で高い物性を持つ新たな誘電材料開発の可能性を報告したものです。

島村さんの受賞タイトルは「チタン酸バリウム-ビスマス・銅系ペロブスカイト型セラミックスの圧電・誘電特性」で、圧電材料に銅を用いることで、銅の2次のヤーン・テラー効果による格子の大きな歪を期待し、材料の歪特性向上を目指したものです。

受賞にさいして、岩月さんは「和田教授、研究室のみなさんの力をお借りして、このようなすばらしい賞を受賞したことを大変光栄に思います。 今後も幅広く活躍できるよう精進していきたいと思います。」と島村さんは「このような素晴らしい賞を頂くことができ、大変光栄に思います。この受賞を励みに今後も研究に取り組んでいきたいと思います。」と話しています。

ICAE2011岩月賞状001                           ICAE2011島村賞状001

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