長尾助教らの論文がJPSJの引用数が多い上位10本の論文に選考

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2015年04月30日

 長尾雅則助教(クリスタル科学研究センター)らの論文が、日本物理学会刊行の英論文誌Journal of the Physical Society of Japan (JPSJ)の”Most Cited Articles in 2014 from Vol. 82 (2013)”に選ばれました.

 これは, JPSJが2013年に発行したVol.82の論文中で引用数が多い上位10本の論文を掲示したものであり, 同研究が注目されたことを示しています.

 論文題目は”Structural Analysis and Superconducting Properties of F-Substituted NdOBiS2 Single Crystals”published in J. Phys. Soc. Jpn., Vol. 82, No. 11, p. 113701 (2013)です.

(http://journals.jps.jp/page/jpsj/mc1y)

 研究内容は, 単結晶育成の難しい複合アニオン化合物超伝導体であるNdO(F)BiS2の単結晶育成に初めて成功したもので, その単結晶を用いて構造解析や超伝導特性について評価を行いました.

 同研究は.クリスタル科学研究センター 三浦章 助教(現:北海道大学), 綿打敏司 准教授, 武井貴弘 教授, 熊田伸弘 教授, 田中功 教授および物質・材料研究機構 出村郷志 氏(現:東京理科大学), 出口啓太 氏(現:株式会社ジェック東理社), 高野義彦 グループリーダーとの共同で行われました.

2014 Highly Cited Article

 

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