応用化学コース修士課程1年生の鈴木凜さんが電気化学会第92回大会で優秀学生講演賞を受賞
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2025年09月11日
令和7年9月1日(月)に東京理科大学野田キャンパス7号館で開催された電気化学会関東支部第43回夏の学校において、応用化学コース修士1年の鈴木凜さん(指導教員:井上 久美 准教授)が優秀ポスター賞を受賞しました。この賞は、学生ポスター発表を参加者が厳正に審査し、優秀な発表に贈られるものです。
受賞題目は「細胞間物質動態のin vivoイメージングに向けたバイポーラ電極アレイプローブからの電気化学発光を伝送するシステムの開発」で、自由行動ラットの脳内物質動態のイメージングを目的として、バイポーラ電極アレイで発生した電気化学発光を光ファイバーアレイで伝送する検討を行ったものです。試作した電極ファイバーアレイと光ファイバーアレイの評価を行い、光の伝送が可能であることを示しました。像の伝送のためにはレンズが必要であり、現在、検討を進めています。発表のわかりやすさ、質疑応答などが評価されての受賞となりました。
受賞された鈴木凜さんは、「この度は、優秀ポスター賞という名誉ある賞を頂き大変光栄に思います。これを励みに、今後も研究に取り組んでいきたいと思います。」とコメントしています。