言葉の背後が理解できる計算機を作る
- 工学部 コンピュータ理工学科担当
- 教授 福本 文代
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人工知能研究と大規模ビッグデータ解析の進展により、計算機が人の言葉を理解することができるようになりました。例えば、計算機に“東京”- “日本“= “パリ”- “X”を入力すると、Xがフランスであることが瞬時に回答できるようになりました。しかし、依然として文章の深い理解、すなわち文書の背後にある書き手の意図や考えを理解するまでには至っていません。私達の研究のゴールは人に寄り添う計算機を作ることです。そのための一歩として、先ず人が作成した文章の内容を計算機が正確に理解するために必要な知識と計算モデルを構築する研究を行っています。