シミュレーションと映像処理の超高速化

- 工学部 基礎教育センター
- 教授 安藤 英俊
- ホームページ »
- 山梨大学研究者総覧へ »
コンピュータ・ゲームを初めとして、身近なところでCG(コンピュータ・グラフィックス)技術は活用されています。私たちの研究室では高速で高品位なCGの作成と、並列計算による物理現象のシミュレーションの超高速化の研究を行っています。
一番上の画像はまぶしい光を見たときにカメラのレンズやフィルタ内でおきる光の散乱を考慮して作成しています。こういった高速で高品位なCG技術は次世代のゲームや仮想現実への応用など、人間がリアルタイムに操作できるシステムを作るために役立ちます。また真ん中と一番下は空気や液体の流れをコンピュータで超高速に計算しリアルタイムに表示した例で、製品設計や災害対策などに役立ちます。

光の反射によるまぶしさの視覚効果を付加したリアルタイムCG

自動車の車体まわりの空気の流れをシミュレーションして表示した例

ダム決壊シミュレーションによる防災対策への応用例