『SPARC 3プログラム合同 合宿研修』が実施されました

イベント

2025年03月07日

 令和7年3月3日(月)~4日(火)、SPARC教育プログラムについてより詳しい学修内容を理解するための『SPARC 3プログラム(工学の社会実践プログラム、環境科学の社会実践プログラム、地域課題解決実践プログラム)合同 合宿研修』が行われました。

 本合宿研修は、地域産業を支える自治体および企業施設を1泊2日の行程で巡るもので、プログラムの枠を超えて多くの人たちと交流を深め、広く社会を俯瞰で捉えることを主な目的としています。

 1日目は「富士山科学研究所」にて、富士山の歴史から地質や植生といった自然環境の実態、噴火に対する火山防災などの講習を受け、施設を見学しました。その後、宿泊先である「富士研修所」にて夕食を兼ねた懇親会が行われ、学生と教員、学生同士、それぞれ親睦が深まった様子でした。

 2日目は、JR東海 様と山梨県知事政策局(リニア・次世代交通推進グループ)様にご協力いただき、「リニア中央新幹線」の釜無川橋梁新設工事現場を見学しました。リニアの構造や地形に左右される工事工程、技術等について学び、さらにはリニア開通後の山梨の将来的なビジョンに至る概要説明がされた後、実際に南アルプス市で建設途中の工事現場を見学しました。

 続いて甲府市の米倉山へ移動し、山梨県企業局(新エネルギーシステム推進課)様にご協力いただき、「米倉山次世代エネルギーシステム研究開発ビレッジ(Nesrad)」内の「太陽光発電所」と「水素技術センター」を見学しました。次世代エネルギーPR施設「きらっと」にて概要説明と質疑応答が行われ、太陽光と水素からエネルギーを精製する現場を順に見学しながら、山梨のエネルギー事業の歴史とカーボンニュートラル推進事業、未来へ向けた再生可能エネルギーへのさまざまな取り組みについて学ぶことができました。

 合同合宿研修を通して学生は、工学の分野があらゆる面で活かされていることを実感し、見聞を広げる機会となりました。

1日目「富士山研究所」にて記念撮影

1日目「富士山研究所」にて記念撮影

2日目「リニア中央新幹線」釜無川橋梁 新設工事現場

2日目「リニア中央新幹線」釜無川橋梁 新設工事現場

2日目「次世代エネルギーPR施設」にて記念撮影

2日目「次世代エネルギーPR施設」にて記念撮影

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