工学部の特色

工学部のしくみ

価値観の多様化やエネルギー問題など現在社会が抱える諸問題へ対応するため、山梨大学工学部は、主としてSDGs、地方創生、およびSociety5.0の実現に貢献できる人材育成を強化しています。

新教育

工学基礎教育・デジタル教育の強化

  • コース・学部の枠を超えた、幅広い専門性を有する教員による授業を実施
  • 数理・データサイエンス・AI科目や課題解決型学習(PBL)科目等の充実化

1年次はクラスに所属、2年次から専門分野ごとのコースに所属

  • 年次が進むにつれて専門を細分化

転コース制度等による進路選択の柔軟化

  • 2年次のコース配属時に条件を満たせば他コースへの変更が可能、3年次進級時にも転コースが可能

特別教育プログラム(特P)の実施

  • 希望者は3年次進級時に専門性の高い特別教育プログラムを履修可能(大学院修士課程までの一貫教育)

 

1年次の学びについて

1年生のクラスでは、専門分野の近い学生を集めて基礎的な教育を行います。これにより幅広い教育を受けることができます。2年生以降では学生は各コースへ配属され、専門分野の教育を受けることができます。これにより、技術者、科学者として必要な知識を修得することができます。

入学試験出願時には、志望するコースまたは総合工学枠を選択します。

総合工学クラスについて »

 

学部の特長

●学生個々の意欲・能力に応じた教育体系を用意しています。

 ▶教員一人当たりの学生数は3人以下の少人数教育を実施:入学定員365名に対し約150名の教員が学生各々の個性、興味関心にあったきめ細かい指導を行っています。

 ▶数学・物理の基礎教育科目を丁寧にフォローアップ:「共創学習支援室」には放課後の数学・物理の学習支援をする教員が常駐し、基礎学力の底上げを図っています。

 ▶キャリアハウスで1年次から研究室で最先端の研究を体感:講義だけでは飽き足らない学生の学習意欲を存分に発揮できる場を用意しています。

 ▶大学院教育も充実:リーディング大学院「グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム」では世界で活躍できる研究者を養成する5年一貫の基礎・実学融合教育を行っています。

●転コース制度により、入学後の学びの過程での専門変更が可能です。

●卒業生、大学院修了生は全国の有力企業に就職。山梨県内企業からの求人も多数あります。

●専門に応じた各種資格が取得可能。理科・工業の高校教諭免許も取得可能です。

 

工学部の概要

 

理念・目的

広い教養と深い専門知識を身につけ、豊かな想像力と優れた判断力を備えた、将来を担う工学系技術者を養成する教育・研究を行います。

 

キャッチフレーズ

未来世代を思いやるエンジニアリング教育

 

教育目標

基礎的・専門的学力、論理的な表現力やコミュニケーション能力を修得するとともに、工学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に負っている責任を理解し、科学的知見と技術を総合して社会的課題を解決する能力、すなわちエンジニアリングデザイン能力を身につけた人材を養成します。

 

アドミッション・ポリシー

工学部では、「未来世代を思いやるエンジニアリング教育」をキャッチフレーズとして掲げ「広い教養と深い専門性をもち豊かな想像力と優れた判断力を備えた将来を担う工学系技術者を養成する」ため、工学技術者となって社会に貢献しようとする意志を持ち、積極的な学習意欲、基礎的学力、論理的思考力・表現力などを有する人を求めています。

 

入学前に学習しておくことが期待される内容

高等学校で学ぶ数学、理科、英語、国語、社会の内容を十分に理解していることが必要です。希望する学科の専門に関連する内容を理解するだけでなく、自分の言葉で他者とコミュニケーションする素養を持つことを期待しています。