
SPARC教育プログラム
NEWS&REPORT
SPARCとは
「 地域に新しい風を、
みつける!つくる!とどける! 」
SPARCとは “Supereminent Program for Activating Regional Collaboration”の略称で、
直訳すると《地域連携活性化のための卓越したプログラム》という意味になります。
このSPARCは、文部科学省において2022年度から開始された、地域社会と大学間の連携を通じて新しい価値を創造し、分野横断的に課題解決に挑む地域人の育成を目的とした事業です。
山梨大学のSPARC事業における教育プログラムは、山梨県立大学とも連携し、地域と密接にかかわりながら
- 価値を 見つける・・
- 現状を分析し、目的や課題を明らかにする
- 価値を つくる・・・
- 既存の枠組みにとらわれず、これまでにないサービスやアイデアをつくりだす
- 価値を とどける・・
- サービスやアイデアを最適な方法で社会にむけて発信する
これらの「価値を みつける!つくる!とどける!」を山梨まるごと題材に実践するプログラムです。
山梨大学には「工学の社会実践プログラム」、「環境科学の社会実践プログラム」と「地域課題解決実践プログラム」の3つのSPARC教育プログラムがあります。
- 「工学の社会実践プログラム」は工学科(総合工学クラス優先)、
- 「環境科学の社会実践プログラム」は生命環境学部・環境科学科、
- 「地域課題解決実践プログラム」は生命環境学部・地域社会システム学科、に入学後、申請することでプログラム生になることができます。
SPARC教育プログラムの流れ


工学の社会実践プログラム
Social Practice Program in Engineering Department
工学科の各コースに所属して専門の基幹科目や応用科目を履修しながら、社会のさまざまな課題を解決し、生活をより良くするために専門をどのように役立てるのか工学の社会実践について学びます。
目的
社会課題を総合的見地から自由に思考し続け、社会的課題の解決のための工学をどの社会実践すればよいのかを考えられる人材を養成します。
カリキュラム
他学部や他大学と連携している文科系科目履修し、県内企業・自治体など外部の有織者の協力も得ながら大学や専門を越えた学びを通じて社会を理解し問題を認識する目を養います。自身の専門性を社会課題にどのように活かすことができるか、実習や研究を通じて探究を重ね、解決に向けて社会に提案します。
修了証の授与
以下の条件を満たすことでプログラム修了証が授与されます。
- 工学科の卒業に必要な単位をすべて修得する。
- プログラム必修科目(下表)をすべて修得する。
科目 | 内容 | 単位 |
連携開設科目・ 他学部科目 |
連携大学で開講されている科目または工学部履修規定別表1及び別表2の他学部科目 | 4 |
PBL科目 | 主体性協調性などを養い、社会の課題について自身で考え、実際の工学的課題に取り組むための科目群 キャリア形成実習1 キャリア形成実習2 キャリア形成実習3 キャリア形成実習4 地域リーダー養成特別演習1 地域リーダー養成特別演習2 地域リーダー養成特別実習1 地域リーダー養成特別実習2 工学科特別講義 |
9 |


科目紹介

社会と科学技術
・工学を学ぶ意義
・社会的問題解決の事例から学ぶ

地域リーダー養成特別演習・実習
・地域の企業や人々との交流
・地域の課題探究

キャリア形成実習
・工学の社会実践によるキャリア形成(自己実現)
・社会的問題解決を学ぶ

地域PBLプロジェクト
Regional PBL Project
先を見通しにくい現代において必須の、自由な思考の持続を支える「教養」と自分たちの社会を「俯瞰する力」を養います。その上で、地域づくりやソーシャルビジネスなど、さまざまな現場での「学び」と「対話」と「実践」の絶えざる往復を通して、地方創生の新たな姿を探る人を育てます。