
新設
SPARC(工学の社会実践) 【仮】
担当教員・所属コース等・職
担当教員 | 所属コース等 | 職 |
---|---|---|
武藤 慎一 (代表) | 土木環境工学コース | 教授 |
近藤 英一 (副代表) | 先端材料理工学科(旧) | 教授 |
岡村 美好 | 総合工学クラス | 特任准教授 |
浮田 芳昭 | 機械工学コース | 准教授 |
橋本 一成 | 電気電子工学コース | 准教授 |
中村 高志 | 土木環境工学コース | 准教授 |
小俣 香織 | 応用化学コース | 助教 |
劉 星委 | 総合工学クラス | 特任助教 |
特徴
本ハウスは、総合工学クラスの学生が優先的に配属され、各コースの専門にとらわれることなく自由な発想で、社会や地域の課題の本質的な議論を行います。そして、その解決のために、各コースのHUB(ハブ)となり真の工学融合を目指し、正に総合工学に基づく解決策を提案することが本ハウスの目的です。定員(現時点では、10名を予定)が設定されるものの、定員以下であれば総合工学クラス以外の各コースの所属学生も参加可能です。
本ハウスでは、最初に社会や地域の課題について、自由な発想の下で学生自ら検討を行います。そのために、地域の方々(経済団体、公共団体、金融機関、各種団体)の話を聞く機会や、現場見学の機会、社会調査を行う機会を提供します。そのような機会を活用して、社会的課題の本質的議論を自らで行ってください。そして、2カ月に1回程度の合同発表会の場で報告し、先生方や他の学生との議論を深め、解決すべき課題を明確にしてもらいます。
次に、その社会的課題を解決するために、専門で学ぶ工学技術に加え、積極的に他コースあるいは他学部の専門のことも調べ、工学を融合した総合工学に基づく解決策を提案してもらいます。そのため、本ハウスでは複数コース、場合によっては他学部、山梨県立大学の先生方にアドバイスしていただくことを必須条件とします。アポイントなども自ら行うことにより、社会人として必要な素養も身に付けてもらいます。
社会的課題の解決策の提案にあたっては、実現可能なものであることを条件にします。そのために、各先生方のご指導の下、実験や調査などを行い、実際に装置の開発や工作を行ったり、新たな社会システムを構築したりしてもらいます。その上で、そうした新たな製品や社会システムがどのようなメカニズムによって社会的課題の解決につながるのかを明確にした上で、解決策を提案してもらいます。
以上によって、本ハウスでは自らが解決すべき社会的課題について、その本質的議論が行え、その解決のために工学の融合という考えの下、先生方との議論あるいは学生同士での議論を踏まえ、積極的に実験や現地調査を行い、実現可能な解決策が提案できる人材を育成します。
キーワード
- 社会的課題・地域課題の探究
- 工学科各コースのHUB・工学融合・総合工学
- 工学の社会実践・社会実装
習得できる知識・技能・精神
[ 知識 ]
- 社会的課題・地域課題に関する知識、工学の知識
[ 技能 ]
- 工学融合の技能
[ 精神 ]
- 学生自ら課題探究を行い、実現可能な工学融合型の解決策の提案を目指す
将来の展望
社会・地域とのつながりを意識し、自身の専門分野の工学知識だけでなく、広く工学を融合する技能を身に付け、自らの力で問題解決を図れる技術者を目指してください。
活動内容の概要
[ 1年次後期 ]
各コースの内容を、各コースの訪問等を通じて学ぶとともに、世の中において解決すべき社会的課題、地域課題の整理を行う。
[ 2年次 ]
各コースの専門科目を学びながら、地域との交流、地域産業の見学、社会調査等を通じて、より深く社会的課題、地域課題についての探究を進める。
[ 3年次 ]
各コースの先生、他学部、他大学の先生方のアドバイスをいただきながら、課題解決のための工学融合の技術を学び、実現可能な解決策の提案を行う。その成果を地域プロデュース発表会等で発表する。
活動風景


