マイハウスプラン
キャリアハウス(工学部1年生向けの内容説明)

健康と安全

2B

流域環境SDGs

担当教員・所属学科・職

担当教員 所属学科
原本 英司 (代表) 土木環境工学科
(国際流域環境研究センター) 
教授
八重樫 咲子(副代表) 土木環境工学科 准教授
森 一博 土木環境工学科 教授
遠山 忠 土木環境工学科
(国際流域環境研究センター)
教授
中村 高志 土木環境工学科
(国際流域環境研究センター)
准教授

特徴

水に関係する持続可能な開発目標(SDGs)を、
  1)良質な地下水資源の探索と地下水資源の持続的利用
  2)河川生態系の調査・保全
  3)感染症の流行状況を早期検知する下水疫学
  4)排水の処理と排水からの再生可能エネルギー生産
等の視点から理解し、これらに関連した高度な水質分析、河川生態系調査技術(環境DNA分析)、病原微生物検出・解析技術、排水処理技術等の基礎技術を習得することを目的とする。さらに、山梨県内の水環境および水関連施設(浄水場、下水処理場)でのフィールド調査やサンプリング等を行い、習得した技術を用いた実践的な研究を行う。キャリアハウス実習後、卒業論文や大学院での先端研究を通じて、流域環境のSDGsの実現に貢献できる高度技術者になることを目指す。

キーワード

  • 水環境
  • 水資源
  • 上下水道、地下水
  • 河川
  • 病原微生物
  • 水生生物
  • 植生浄化
  • 下水疫学
  • 分子生物学
  • 分析化学
  • 河川生態学
  • SDGs

習得できる知識・技能・精神

[ 知識 ]

  1. 流域の水循環・物質循環
  2. 水処理の仕組みと技術
  3. 水圏に関わる微生物・ウイルスおよび動植物の特性

[ 技能 ]

  1. 水域のフィールド調査技術
  2. 水質の化学分析技術(イオンクロマトグラフィー、安定同位体解析等)
  3. 水資源調査に関する分子生物学的技術(リアルタイムPCR、次世代シーケンス解析等)
  4. 環境分析に関わるデータ解析技術

[ 精神 ]

  1. 実際に自分の足で現場の調査をしに行く行動力
  2. 自らの興味と関心をベースに、目標を設定して実現する力
  3. 国内外の流域環境の問題へ貢献する意識

将来の展望

流域環境における国内外の様々な問題を深く理解し、キャリアハウスの活動およびその後の研究活動を通して流域環境SDGsに対するエキスパートとなることを目指す。

活動内容の概要

[ 1年次 ]

各教員のもとをまわり、流域環境分析に関わる基本的な体験実験や実習を行い、基礎的な知識と技術を習得する。

[ 2年次 ]

所属する研究室を決め、研究活動に必要な専門技術(現地調査・実験・データ解析の手法等)を習得する。

[ 3年次 ]

各自のテーマを設定して研究活動を行い、その成果の発表を目指す。

活動風景

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