
知の創造と活用
1B
動物福祉とものづくり
担当教員・所属コース等・職
担当教員 | 所属コース等 | 職 |
---|---|---|
猿渡 直洋 (代表) | 機械工学コース | 助教 |
特徴
私たちの身の回りには生活を豊にする便利な機械が多く存在します。これらの機械はおおよそ、構想(どのような機能を持たせるか)、設計(どのような形状・構成にするか)、製作(いかにして形づくるか)、評価(目標通りかつ安全に動作するか)の工程を経て私たちの手元に届きます。本ハウスでは、動物園における動物のストレス軽減や飼育環境改善といった動物福祉に役立つ機械の構想、設計、製作、評価を行います。まずは、甲府市遊亀公園附属動物園と協力して、アジアゾウを対象とした自動給餌器の設計、制作に取り組みます。本活動を通じて、ものづくりの一連の工程を体験学習するとともに技術者・研究者としての心構えの習得を目指します。
キーワード
- 動物福祉
- 機械材料学
- 材料力学
- 機構学
- 制御工学
- 画像解析
習得できる知識・技能・精神
[ 知識 ]
- 動物生態
- 機械設計
- 機械材料学
- 材料力学
- 機構・制御工学
[ 技能 ]
- 製図
- 機械加工
- 技術コミュニケーション・プレゼンテーション
[ 精神 ]
- ものづくりを楽しむ!!
- 自ら課題を設定し、解決に向けて行動する
- 専門にとらわれない広い視野
- 他者と協力して目標達成を目指す協調性
- 技術者としての倫理観と責任感
将来の展望
自身の専門分野と多分野とを横断しながら問題を提起し、解決に向けて他者と協調して行動できる統合能力型高度技術者の養成を目指します。
活動内容の概要
[ 1年次 ]
アジアゾウを対象とした自動給餌器の設計、製作
[ 2年次 ]
自動給餌器の高性能化
[ 3年次 ]
様々な動物を対象とした飼育環境改善のための機械の構想、設計、製作、評価
活動風景

