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二宮 啓特任助教らのグループがNEDOに採択!

2010年11月01日

二宮 啓特任助教らのグループが提案した課題が(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)公募による「ナノテク・先端部材実用化研究開発」事業に採択されました!

平岡 賢三 特任教授、境 悠治 研究員(以上、クリーンエネルギー研究センター)及び二宮 啓 特任助教が、(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)公募による「ナノテク・先端部材実用化研究開発」事業に、「三次元イメージング用帯電液滴ナノプローブ源の開発」のテーマ名で、複数メーカーと共同提案申請し、80件中6件という狭き門を見事にくぐり抜け、採択されました。

NEDOによる本事業は、川上と川下の垂直連携、異業種・異分野の連携(シーズとニーズのマッチング)による新しい産業創出を目指して、大学や企業等における革新的なナノテクノロジーを活用し、3~5年後の実用化につながるレベルの研究開発に対する支援を行う制度です。
平岡特任教授らは今後の研究開発で、従来技術に比べ4桁以上のイオン化効率を有し、ナノレベルの位置情報が得られる革新的技術として帯電液滴ナノプローブ源を開発して、圧倒的な性能をもつ次世代分析装置の実用化につなげることを目標としています。また、メーカーとの協働を通じ、日本発の技術・分析装置を世界市場へ展開させ、我が国の産業競争力向上を目指していきます。二宮特任助教は「帯電液滴衝撃法は従来のイオンビーム技術にはない優れた基本性能を有しているので、何としても実用的なビーム源の研究開発に貢献したいと思います」と話しています。

関連HP  ; http://www.nedo.go.jp/activities/portal/gaiyou/p05023/p05023.html

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