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『University of Yamanashi International Symposium 』を開催いたしました。

2011年12月14日

 12月6日(火)に本拠点ではUniversity of Yamanashi International Symposiumを開催いたしました。

 今年度は「Symposium on Global Research in Advanced Photonics and Energy (GRAPE)」として、「クリーンエネルギー研究関連及びナノ光電子機能創生」をテーマとする国内外から有識者を招いての講演、ディスカッション、特任助教による研究発表を4つのセッションで行いました。また、アジア域での流域総合水管理分野、医工融合世界最先端機器開発・研究分野の各特任助教によるポスター発表を行いました。

 セッション1では、“省エネルギー・地球環境問題の解決”に対して大きな貢献が期待されている“燃料電池をはじめとするクリーンエネルギー”実現のために重要な基礎研究「表面電気化学」についての研究成果を紹介しました。招待講演として、キール大学教授Olaf M. Magnussen氏をお招きし、また本拠点クリーンエネルギー研究関連分野にて研究活動をする松島永佳特任助教による研究発表をしました。
 セッション2~4では、“ナノメートルサイズの空間において光と電子が齎す新しい物理現象”に関連し、将来的に“微小サイズかつ省エネルギーな新機能光デバイス”実現への足掛かりとなる「ナノオプティクス・ナノフォトニクス・プラズモニクス」についての研究成果を紹介しました。招待講演として、スイス連邦工科大学ローザンヌ校教授Olivier J. F. Martin氏、東京大学教授 大津 元一氏、厦門大学教授 張 保平氏をお招きし、また本拠点ナノ光電子機能創生分野にて研究活動をする石川陽特任助教、酒井優特任助教、東海林篤特任助教による研究発表を行いました。
 多くの方にご参加いただき活発な意見交換が行われ、大変有意義なシンポジウムとなりました。

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