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第53回 サイエンスカフェ講演会を開催いたします。

2015年11月26日

第53回サイエンスカフェ講演会を下記の通り開催いたします。

どなたでも自由にご参加いただけます。皆様のご参加お待ちしております。



日時: 平成27年12月17日(木) 16:30~18:00

場所: 山梨大学T1号館8階 サイエンスカフェ

講師: 今見 考志研究員(ドイツ・マックスデリュブリック分子医学センター)

題目: プロテオミクス解析からみえてきた新たな遺伝子発現制御機構とシグナル伝達

講演概要:
リボソームはバクテリアからヒトまで現存する全ての生物種が有すると考えられているタンパク質合成装置である。どの生物の教科書にも記載されているこのリボソームについて私達はどのくらいの事を知っているだろうか?今回我々は、最先端の質量分析技術と古典的な生化学手法をうまく組み合わせることで、リボソームに結合する因子やリン酸化を大規模に定量し、新たな遺伝子発現制御機構を明らかにした。また、私がこれまで行ってきたリン酸化プロテオミクスを用いたキナーゼ阻害薬の薬効評価法や宿主ー病原性バクテリア間相互作用に関する研究も紹介したい。プロテオミクスに関する技術開発の経緯・これからの課題、さらにどのようにバイオ研究に応用していくかを議論したい。

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