【応用化学科 イベント概要】 応用化学科ホームページはこちら

■テーマ『身近で最先端な明日の化学を覗いて見よう』■
日用品から人工衛星に組み込まれる先端技術やパーツなどに深く関わる化学は、私たちの身近なところから最先端に至る色々なところに存在し、私たちの生活・社会を維持すると同時に、未来を切り開くために欠くことのできない学問となっています。私たち応用化学科は、新素材、エネルギー、環境をキーワードとして、従来の常識にとらわれることなく、新しい常識を探求し、10年後、100年後の人類の未来を見据えて一丸となって研究に取り組んでいます。今回のオープンキャンパスでは、最先端で、かつ安全・安心な新素材・高機能物質の開発やクリーンエネルギー開発、環境問題に取り組んでいる様々な研究室をご覧頂きます。

事前予約型イベント

◆研究室見学ツアー(定員60名)
研究室見学会ツアーでは、今まさに最先端で行われている研究の様子を見ることができます。見学コースは二つに分かれます。一つは応用化学科の中のいくつかの研究室を巡るコースと、もう一つはクリーンエネルギー研究センターの研究室を巡るコースです。以下にそれぞれのコースで見学する研究室を簡単に紹介します。

<応用化学科コース>
・奥崎研究室
電気を通すプラスチック「導電性高分子」の研究をしています。新しい導電性高分子を合成し、軽くて柔軟なセンサやディスプレイ、電池、ロボットなど有機エレクトロニクスへの応用を目指しています。

・小幡研究室
私たちの研究室では医薬を患部に運ぶための高分子キャリアや、空力設計のための圧力を可視化する塗料など、医学および工学分野への応用を目指した機能性高分子の精密合成研究を行っています。見学会では有機・高分子合成の様子の展示とともに、近年、航空機の機体設計にも利用されている塗料を使った圧力イメージングのデモンストレーションをご覧いただけます

・和田・上野研究室
環境にやさしく、これまでに類をみない性能を兼ね備えた""の電子セラミックス材料の創製を目指しています。見学会では、身近にある電子セラミックス材料を紹介しながら、イノベーションの実現に向けた取り組みをお話いたします。詳しくは、こちをご覧ください。

・柳研究室

次世代の高効率太陽電池実現のために欠かせない新しい高性能半導体の探索研究に従事しています見学会では装置の内圧が大気圧の1/10,000,000,000,000しかない真空装置などを見てもらことで大学で研究するイメージを持ってもらえると嬉しいです

 

・川久保・植田究室

私達は河川水や水道水といった水中大気や室内空気などの気体中に含まれる微量な化学物質を分析するための新しい分析手法や分析デバイスの開発を行っています見学会では微量化学物質の説明やそれらを分析するための手法や機器について紹介いたします

 

<クリーエネルギー研究センターコース>
・燃料電池研究部門
地球環境にとても優しい高性能燃料電池の実用化を目指して、新材料の合成、特性評価と作用機構の解析など総合的な研究開発を行っています。見学会では、最先端の研究設備と、この分野の研究の面白さについても紹介します。

・太陽電池・環境科学研究部門
化石燃料に代わるクリーンな新エネルギー源を求めて、光(太陽光)と化学エネルギーの変換を行う光水素製造や熱(地熱、排熱)と電気エネルギーの変換を行う熱電変換などの研究を行っています。見学会ではそれら評価のための実験設備を紹介します。

自由参加型イベント
◆研究室見学ツアー

予約の研究室見学ツアーの人数に余裕がある場合、自由参加型として参加できます。訪問研究室は予約型の場合と同じです。上述の各研究室紹介を参考にして下さい。

 

◆常設展示

応用化学科とクリーンエネルギー研究センターの各研究室の紹介パネルを展示し、説明いたします。

 

◆進路相談
ブースを設けて個別の相談に応じます。入試のことや学科内容に関する疑問・質問、なんでもご相談ください。