10月3日本拠点ではUniversity of Yamanashi International Symposium (UYIS2014)を開催いたしました。

今年度は2部構成で開催し、午前のセッションでは、テニュアトラック普及定着のための講演会として、JSTプログラム主管、群馬大学理事をお招きし、招待講演を行いました。

また、拠点長(工学部長)による本学での取り組みの紹介や、本拠点でテニュアトラック教員として活動し、平成26年度からテニュア教員となった教員2名からもご講演いただきました。それぞれの講演者からのご講演によりテニュアトラック制度の在り方について現状を知るとともに、今後の本学での取組課題を明確にすることが出来ました。

 

午後のセッションでは、招待講演者およびテニュアトラック教員の研究成果の発表を行い、「医工融合世界最先端機器開発・研究分野」「融合知覚理工学分野」を取り上げました。

医工融合世界最先端機器開発・研究分野では、近年盛んとなっている質量分析をバイオテクノロジーの分野へ応用する研究や質量分析における感度を左右するイオン化法に関する装置開発など最先端の成果を紹介しました。

融合知覚理工学分野では、医工融合型音声処理を基軸とした研究を実施しており、本年の発表では聴感的印象に関する音声処理について、および招待講演では人間の聴覚機能を調査するための音声処理に関する世界最先端の信号処理理論について紹介しました。

併せて山梨大学先端領域若手研究リーダー育成拠点に所属する異分野のテニュアトラック教員3名のポスター発表も行いました。

多くの方にご参加いただき活発な意見交換が行われ、大変有意義なシンポジウムとなりました。

 

 

 

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