機能有機材料の開発

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 私たちの研究室では主に光機能性材料、特に有機物を扱った研究を行っています。光機能性材料は身近なところにあります。例えば新幹線の青色の塗料にはフタロシアニンと呼ばれる物質が使われていますが、これはCD-Rの記録材料にも使われています。また最近実用化された有機ELディスプレーも光機能性材料の一種からできています。私たちの研究室ではまだ実用化されていない未来へ向けた新しい光機能性材料の開発を目指した研究を行っています。例えば、高密度光記録やがんの光治療や診断への応用が期待されている、三次元方向で光の吸収や発光をコントロールできる材料に注目した研究を行っています。これらには弱い光は透過し、強い光をカットする性質があることから光センサーや私たちの目を保護する材料としても期待されます。また太陽電池へ向けた基礎的研究を行い、安価で高効率な太陽電池の実現も目指しています。光機能だけではなく究極のナノテクノロジーである単一分子デバイスを目標に電気の通りやすい有機材料の開発も行っています。さらに、これまでにない新しいタイプの抗癌剤の開発を目指し、副作用が少なくQOLの高い癌治療の実現も目指しています。

機能有機材料の開発