先端領域若手研究リーダー育成拠点では第33回サイエンスカフェ講演会を開催いたします。

貴研究室学生・院生等の参加も大歓迎いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

 

【日時】                            2013年11月27日 16:30-18:00

【場所】                            情報メディア館4F会議室 

【講師】                             萩原 学助教(慶應義塾大学)

【講演題目】圧電セラミックス -高温・高電圧で使用できる材料の開発を目指して-

【講演内容】

材料に力を加えると電荷が発生し、逆に電圧をかけると材料が変形するような効果を圧電効果と呼ぶ。圧電効果を示すセラミックス・単結晶はアクチュエータやセンサ素子として様々な分野に応用されており、その中でも圧電効果を用いた燃料インジェクタや圧力センサを搭載したクリーン・ディーゼルエンジンが近年注目を集めている。このような応用では、高温や高電圧などの過酷な環境で使用できる圧電材料の開発が強く求められており、新規圧電材料の開発と物性評価がエンジンの環境性能向上の鍵を握っている。本講演では圧電効果の基礎的な解説から始め、続いてこれまでに講演者らが行ってきた(i)高温センサ用圧電単結晶の開発、および(ii)圧電セラミックスを高電圧で駆動した際の圧電性の評価、の2点に関する研究成果を発表する。

 

【世話人】

 上野 慎太郎 (応用化学科)

PAGE TOP