杭州電子科技大学との修士ダブルディグリープログラムの開講式が執り行われました

ニュース

2018年09月25日

9月17日大学院修士課程コンピュータ理工学コースと中国杭州電子科技大学計算学院とのダブルディグリープログラムの開講式が杭州電子科技大学で執り行われました。山梨大学からは島田眞路学長、熊田伸弘工学部長、茅暁陽国際交流担当学長補佐、福本文代コンピュータ理工学科長、コンピュータ理工学科の渡辺喜道准教授と服部元信准教授、杭州電子科技大学からは王兴杰共産党書記長、郑宁国際交流担当副学長、徐紅国際交流処長、包健計算機学院書記長、孔万増計算機学院副院長をはじめ、ダブルディグリープログラムの指導教員並びに学生20名が開講式に参列しました。式典では、王書記長と島田眞路学長が祝辞を述べられ、プログラム参加学生代表も登壇し、勉学に向けて決意を述べました。式典終了後には記念植樹も行われました。王書記長、島田学長、熊田学域長らが銀杏の木の根元に丁寧にスコップで土を盛り、この記念樹とともに両大学のコラボレーションを共に育ていくことを誓い合いました。その後、島田学長と熊田学域長らは杭州電子科技大学計算機学院のBrain Machine Interface研究室を視察され、同プログラムに参加されている教員や学生と意見交換を行いました。

両大学は2008に大学間交流協定を締結し、これまで工学部を中心に150名以上の学生が相互訪問し、様々なレベルで交流が行われてきました。昨年7月には杭州電子科技大学計算機学院とコンピュータ理工学科の学生による共同プログラミングコンテストがコンピュータ理工学科で行われ、本年7月には両大学の電気電子を専攻とする学生により「社会の未来像」と題するワークショップが行われました。当該修士ダブルディグリープログラムは20名の定員を有し、学生は専門分野でマッチングされた双方の大学の指導教員から指導を受けながら、杭州電子科技大学で1.5年間、山梨大学で1年間勉強と研究を進め、両大学での修士学位の取得を目指します。

本学は大学院修士ダブルディグリープログラムの拡大により教育プログラムの国際化と共同研究の推進を第3期中期計画に掲げております。本プログラムにおいては、学生の共同指導を通して、教員同士の共同研究の推進とその成果の教育現場への還元が期待されています。

オープニング式典

記念植樹

記念植樹

BMI研究室視察

学生の共同指導に関する打合わせ

本学教員による人工知能に関する講義

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