応用化学科の上野慎太郎准教授が「第37回エレクトロセラミックス研究討論会 優秀賞」を受賞
成果概要
2017年10月19日
平成29年10月12日(木)から13日(金)、ユニオンビル(神奈川県川崎市)にて開催された「第37回エレクトロセラミックス研究討論会」において、工学部応用化学科の上野慎太郎准教授が同会の「優秀賞」を受賞しました。
本賞は同会で特に優秀な研究発表を行った若手研究者に授与され、その功績を称えるものです。
受賞対象となった研究題目は「導電体/絶縁体複合キャパシタの微構造と誘電特性」で、本発表では従来のセラミックキャパシタの大容量化を目的とした、卑金属と絶縁体、或いは導電性酸化物と絶縁体から構成される粒界絶縁型複合セラミックキャパシタの低温作製に成功したことと、構造の微細化と均一化により電気特性の大幅な改善を達成した成果について報告を行いました。
受賞した上野准教授は、「この度は、こうした産業の要である電子材料について討論する場において、優秀賞を頂戴することができ大変光栄に存じます。今後はより一層新材料の開発に力を入れ、産業界そして科学の発展へと貢献していきたいと思っております。また、本研究は多くの方々のご支援のもとに行われました。関係者の皆様にはこの場をお借り致しまして御礼申し上げます。」と述べています。
« 大学院博士課程(工学専攻)の学生募集について 修士課程1年の相澤朋弥さんが「第37回エレクトロセラミックス研究討論会 研究奨励賞」を受賞 »