豊木工学域長らが山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」を全国初の開発

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2017年02月01日

 平成29年1月20日(金)、甲府キャンパスにおいて、山梨県域バス路線情報「オープンデータ化」公開に関する共同記者会見を行いました。

 現在、山梨県バス協会で運営されている山梨県バス総合案内システム「やまなしバスコンシェルジュ」が作成・保有するデータが、株式会社YSK e-com及び本学が共同で開発したデータを出力するソフトを通じて、世界標準フォーマット「GTFS形式」で公開されることにより、県内のバス路線や停留所の位置情報、運行時刻や料金等の情報が、大手情報検索サイトの交通情報サービスで活用される予定です。実現すれば、時間・場所を問わず誰でも県内のバス情報を入手することが可能となり、外国人観光客等の利便性の向上が高まります。

 今回、全国に先駆けて、県単位のバス情報をオープンデータ化することになり、今後は、全国の公共交通情報のオープンデータ化が加速されることが期待されます。

 会見では、ソフト開発を主導した豊木博泰 工学域長及び株式会社YSK e-com担当者が、システムの概要や利用方法、他国での実例等を説明しました。

 ※サイトは本年2月1日(水)から公開されました。
 GTFSデータ提供サイト:http://opendata.busmaps.jp

システムを説明する豊木教授(右)と株式会社YSK e-com担当者(左側)

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