植田助教が奨励賞を受賞

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2015年09月29日

授与されたメダルと賞状

 
 
 植田郁生助教(工学部応用化学科)が、平成27年9月9日(水)~11日(金)に九州大学で開催された日本分析化学会第64年会で2015年度 日本分析化学会奨励賞を受賞しました。
 
 この賞は、日本分析化学会(会員数約6000名)の正会員で、分析化学に関する研究が独創的であり、将来を期待される35歳以下の研究者に贈呈される賞です。
 
 受賞テーマは「針型濃縮デバイスを用いる揮発性有機化合物の分析」で、空気中あるいは水中の微量の揮発性有機化合物をガスクロマトグラフで分析するための、針型の濃縮デバイスを開発し、様々な分野への応用を研究した内容です。
 
 同デバイスは、高価な装置や有機溶媒を使用することなく、簡便・迅速かつ高感度に環境中の揮発性有機化合物が分析できます。
 
 植田助教は「栄誉な賞を頂くことができ、光栄の至りに存じます。多くの方々のご指導ご支援の賜物と深く感謝しております。今後も研究活動にたゆまず励んでまいります」と述べています。
 
 

授与式において賞状とメダルを受け取る植田助教(右)
授与式において賞状とメダルを受け取る植田助教(右)

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